音符の読み方のポイントがあります。
初心者はついつい楽譜を見ただけで嫌になってしまうことがあります。
いきなりト音記号とヘ音記号の楽譜が現れたら避けたくなりますね。
こうなったら、まずは音符を楽譜から全部消してみましょう。
音符をみるのではなく、ラインを見るのがポイントになります。
五線の外枠を見ましょう。
目印として基準を作ると音符をスラスラと読めるようになります。
まずト音記号の五線の外枠を見ていきます。
このとき五線の一番下は「ミ」一番上のラインは「ファ」ですね。
ヘ音記号のとき、五線の一番上は「ラ」一番下のラインは「ソ」です。
大譜表の両手版になった状態で下から順番に読みます。
「ソ」「ラ」「ミ」「ファ」になります。
これを自分の覚えやすい単語に置き換えて覚えていきます。
このようにして五線の外枠を確実に覚えることですね。
そうすることで楽譜が読むやすくなります。
そして今度はこの「ソ」「ラ」「ミ」「ファ」を、
ピアノの鍵盤上に置き換えてみましょう。
これを色に変えてみます。
「ソ」を「茶色」、「ラ」と「ミ」が「緑色」
そして「ファ」を「茶色」に置き換えます。
真ん中の「ド」を「水色」、五線の真ん中の音を「ピンク」にします。
この4色を覚えます。
ピアノの鍵盤上で見みみます。
真ん中の「ド」の水色を中心にして、
次がヘ音記号の「ラ」とト音記号の「ミ」が緑色になります。
五線の真ん中のヘ音記号の「レ」とト音記号の「シ」がピンク、
五線の一番端が茶色となります。
このように鍵盤を色に分けてみます。
4色の位置を鍵盤上できちんと覚えることですね。
こうしておけば、他の音がでてきても大丈夫です。
音符が1つ高ければ指で鍵盤の1つ上を叩けばいいです。
音符が2つ高くなったら、指で鍵盤の2つ上を叩きましょう。
頭で楽譜を読もうと一生懸命覚えなくても
このカラーはこの鍵盤を押すと覚えておけば良いのですね。
頭で覚えなくても指が教えてくれるのです。
そこを起点としていくつ隣の鍵盤を叩くかということになります。
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